記事一覧

スタックソフト

私が惑星状星雲や銀河のスタックでよく使うソフトは、オートスタッカート(AS)、ディープスカイスタッカー(DSS)、ステライメージ(SI)です。大まかな使い分けは、処理枚数が数10枚以下の場合はSI、それ以上の場合は処理速度の速いASかDSSで、恒星数が少ない時は必然的にASになります。ラッキーイメージングの最初の画像処理では処理枚数が数100~数1000となりますので、ASまたはDSSを使います。惑星状星雲では写野の恒星数が多...

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ペガスス座NGC7479銀河

早いもので、惑星状星雲を撮り始めてから2回目の秋が訪れました。メジャーな星雲は昨年ほぼ撮りつくしましたので、この秋は銀河をメインに狙ってみることにしました。とはいっても、この光害地では、輝度がそこそこあり淡い拡がりがなく輪郭がはっきりしていることが撮影条件になり、このような条件を満たす銀河は数えるほどしかありません。その中で今回は、S字状の特徴的な腕を有するペガスス座の棒渦巻銀河NGC7479をターゲット...

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K648 in M15

虫の声に秋の気配を感じる頃、夜空を見上げると、四角形に並んだ星々が目に入ってきます。ペガスス座の胴体部です。この四角形から西に延びる頭部の先端近くに秋を代表する球状星団M15があります。一般的に球状星団は太陽より小さな年老いた恒星から形成されているため、これらの恒星が寿命を迎えても、惑星状星雲へ変化することはないとされていますが、なぜかM15の中にはK648という惑星状星雲が存在しています。存在理由について...

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夏の超小型惑星状星雲

夏の天の川沿いには多くの惑星状星雲が点在しており、その色形大きさはバラエティに富んだものです。今回はこの中から視直径が20"未満で構造に特徴を持った超小型星雲をターゲットにしてみました。選択したのはヘルクレス座のNGC6210、いるか座のNGC6891、へびつかい座のNGC6572です。これらは各々個性的な構造を有しており、これがどこまで描写できるのか興味がありました。これらの星雲は輝度が高く光害地向きといえますが、一方...

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かみのけ座M88銀河&こぎつね座M27(アレイ星雲)

今春、史上初めてブラックホールの撮影に成功したおとめ座のM87銀河が注目の的となりました。そのM87の近くに私のお気に入りの銀河があります。かみのけ座のM88です。この銀河は派手さはないものの、こじんまりと整った姿が印象的です。この銀河を撮り始めたのが4月5日で、ブラックホールのニュースが流れた直前のことでした。距離は6000万光年。我々の天の川銀河も6000万光年の彼方から見ると、このM88のように見えるのでしょ...

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